苦手なものを克服したい。
世間ではよく「苦手なものを克服するよりも得意なことを伸ばす方が効果が大きく、有益である」と言われる。
しかしながら、それは一般的に苦手っつってもまあそれなりに、偏差値で言って45くらいできた上での話である。
苦手度合いが「それは人としてどうなの?」というレベルになると、話が変わってくる。途端に許されなくなる。そこまでの苦手を持っている人は圧倒的に少数派であり、理解されないことが多い。
一方で。
仕事をする上では、プロフェッショナルとしての振る舞いを求められる。相手はこちらの事情なんかお構いなし、知ったことではない。
昔、先天的に左手首から先がない人が野球選手として活躍していた。その人は、器用に、ボールを投げて、その手ですぐにグローブをはめ、打球をキャッチするという芸当を行っていた。
記憶があいまいだったのでググったら、メジャーリーグのジム・アボットという選手だそうな。日本人でもそういう人がいたような気がしたが、気のせいだったかな?
閑話休題。
グローブの持ち替えの技はアボット・スイッチと呼ばれていたそうな。
これが、プロとして苦手を克服する、ということだと思う。
今、俺には俺なりのアボット・スイッチを身につけることが求められている。そういうことだ。
ホントのプロフェッショナルなんてホンのひと握り。
ホントのプロフェッショナルは自分にアドバンテージあるんだから、いちいち他人の弱点を教えてあげるなんてことしなくて、単純に他人の弱点を突いて勝ち進む。それはそれはドライに。
いちいち他人の弱点をご丁寧にご指摘してくださる奴なんてニセモノ。
みんな弱点があって当たり前だからそれは丁寧に隠してストロングポイントを磨いてる。それが勝ち組の人なんじゃないかと思う今日この頃です。
Bazinどん>
上手く隠せたらいいんですけど、俺の場合モロにボロが出てしまうのがにんともかんとも。
もちろんボクもおんなじです~。勝ち組なんてホンのひと握り。みんなだいたい欠点バレバレ。
でもどうにかこうにか、だましだまし、生活しております!