2019-05-08 13:08:42
4/25付けをもって、某ウェブベンチャーを退職しました。 この先、大変暗い内容となっております。 在席七ヶ月での退職は、完全に自分の過信からくる失敗でした。 何を過信したか。 はい、7年前になりますが、うつ病を患いまして一年休職しております。 今でも薬を飲んでいますが、普段生活する分には比較的問題なく過ごせるレベルまで回復してはいると思います。 しかしながら、前職に入ってから、極度に集中力を使うシーンになると、弱いことが分かりました。 会議です。 前職は会議がとても多く、お客さんも高い頻度で参加します。 そんな中、自分は失態を犯します。居眠りです。 ええ歳して居眠りとか自覚が足りないのでは?と思われる向きも多いかと思います。 否定はできません。一方で、うつ抜けが不完全である証でもありました。 医師によると、うつによる集中力の低下はあるとのこと。症状がある中で、できる範囲のことで手を尽くすしかない。 長い会議が予め分かっている場合は、予防策としてカフェイン錠剤を服用して会議に臨むようにしていました。 しばらくはそれでしのげたのですが、ついこの間、突発で会議への参加を呼びかけられました。カフェイン錠剤の準備はできず、眠気に襲われます。ぐらぐらとして会議には集中できず、同僚から叱責のSlackが飛んできます。 会議を中座して外の空気に当たろうと外に出たところで、眠気に勝てず、床に突っ伏して寝落ちてしまいました。 翌日、社長と面談し、進退を問われ、退職に至りました。 このような状況に至ってしまったのも、うつの影響もありますが、体力の低下もあったかと思っています。ここ二ヶ月はほどは、10時頃まで残業したり、土日に作業をすることが多く、休日もボーッとしてしまい、妻に心配されることがよくありました。 40を過ぎての体力の過信なのでしょう。若くはないんだなぁと実感しました。 少人数の会社では、各人がプライドを持って仕事をしています。 そんな中に、一番年長にもかかわらず、ひどい失態をさらすおっさんがいるのです。当然「なんだこいつ」と反感を持ちます。 とはいえ、一朝一夕で解決するすべを持たない身としては、できる範囲内での対処療法を行うにとどまり、結局根本的な再発防止策は取れず、ちょっと何か突発的な事態にボロを出してしまう。 結果、会社での私の心理的安全性は著しく低下し、退職へ至る要因のひとつとなりました。 リードエンジニアから渡される仕様をもとに実装していましたが、若干エスパーめいた能力を求められました。 ということが重なった結果、ズルズルと工数がのび、進捗を圧迫していきました。 自分としての反省は、考える時間を作らずにバシバシ質問をぶつけていくべきであったと思います。 一方で、リードエンジニアが二人いないと回らないような日程感で作業を進めていくことに対する焦燥感はだいぶしんどいものでした。 結果として、自らの至らなさと、それを許さない会社側とのミスマッチにより、退職に至りました。転職活動中において弱さを見せるということは落とされる要因ともなり、開示することに大きな抵抗があります。しかし今回の場合、それを怠ったことによっておおきなミスマッチが発生し、結果7か月という短期間での退職に至ってしまったと言えます。敗因
うつ
会議
体力
社員数5人
過剰な期待
総括