カテゴリ7ケーブルの謎

2020-06-08 09:01:18



Qiitaに書こうとしましたが、結論、Wikipediaにすべてが書かれていたので、自分のブログにひっそり残すことにしました。



TL;DR





はじめに


2020年6月現在、10Gbpsという速度を提供するプロバイダが少しずつではありますが、出てきました。

そこで、その速度を十分に活かすように家庭内のネットワークを組むにはどういう機器をそろえたらいいのか、調べてみました。



今回触れない内容


データセンタや大規模計算機で使用するようなネットワークについては、触れません。あくまで、一般家庭レベルでの話です。



LANケーブルのカテゴリ


一覧表は、Wikipediaをご参照ください。

おおよそ、現在一般的に販売されているケーブルは、カテゴリ5からカテゴリ7の間に該当すると思います。



問題は、カテゴリ7


そこで、問題となってくるのが、カテゴリ7ケーブルです。

カテゴリ7の規格の特徴としては、以下になります。

細かい周波数の定義などもありますが、上記2点が特徴かと思います。



GG45?TERA?


さて、イーサネットケーブルと言えば、「RJ-45(8極8芯)」ケーブルが一般的、というか私は恥ずかしながらこれ以外見たことがありません。

GG45やTERAという規格は今回初めて知りました。
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一方、カテゴリ7の規格では、RJ-45は対応していません。

にもかかわらず、世間一般で販売されているカテゴリ7ケーブルは、RJ-45のものばかりです。

GG45やTERAのものは検索には全くひっかかりません。



STPとUTPの違い


また、要出展ではありますが、STPはシールドされているとは言え、アースが必要であり、アースしない場合には逆にノイズを拾うという記事もありました。



結論


一体世間で売られているカテゴリ7ケーブルは何なんだ、という謎が深まりました。